Skip to content

B2Bマーケ・デマンドジェネレーション分析 ワークショップのご案内

B2Bマーケティング・デマンドジェネレーション分野のデータ分析の基本を理解し、実践できるようになることを目的としたワークショップを開催してみようと思っています。遅くとも2022年7月11日までに、ワークショップに参加したい、貢献したい有志の方向けに、参加希望の登録フォームを設定・案内しますが、先に告知しておきます。また、ワークショップの趣旨・目的、および、人数等により、選考となる場合がありますことをご了承ください。
 
本ワークショップは2022年に開催し、現在は次回開催の予定はありません。
本ワークショップの内容を読み物としてNoteにおきましたので、良ければこちらをご参照ください。
 
サンプルチャートとデータ分析の進め方の解説付き、B2Bマーケティング・Demand Gen分野のデータ分析ガイダンス
https://note.com/b2bmktghack/n/ndc38e7089704
 
 
■ワークショップの目的
・B2Bマーケティングにおける、デマンドジェネレーション分野のデータ分析の基本を理解して、実践できる裾野を広げること
 
■ワークショップの対象者、人数
・デマンドジェネレーション分野のB2Bマーケター(事業会社の方を優先、サービサーはご自分で勉強ください)
・何らかのBIツール、SFA等のレポーティングを利用できる環境であること(エクセルでは難しいかな、やったことがない)
・ワークショップなので、最小3人ぐらいで開催、最大でも5、6名
 
■開催場所、時期、費用
・時期はこれから、以下の調整を踏まえてなので、Pre-Day1を7月下旬に実施、8月後半からDay1開始です。各Dayの間隔は2週間に1回ぐらいですので、10月までかかるかと思います。開催曜日は土曜日の午後を想定しています。
・問題は場所です。有志の方で場所の提供が可能な方、是非、お願いします。基本的には都内にしたいです。
・費用は取りません。方で、ワークショップですので、参加者双方の学びの場(教える側も完璧ではない)でもあるので、きっちりとしたキャリキュラムで学びたい方はご遠慮ください。
 
■ワークショップのプロセス
・以下の工程で、B2Bマーケティング・デマンドジェン分野のデータ分析の戦略(目的、実現方法)、データ準備、レポート作成、運用をワークショップ的に、学んでいきます。
 
・分析対象のスコープは、MQLからSQLへのコンバージョン、および、SQLからSQLWon/Lostまでのコンバージョンの2大工程です。私自身で基本的なレポートのサンプル集は用意しますので、それを参考に頂くことでハードルを下げます。
 
・各工程のコンバージョン率、コンバージョンしない理由、サイクル、案件規模といったデータに関して、営業部門別、製品分野別、顧客セグメント別でスライス&ダイスで分析することを基本なアプローチとします。その為、高度な統計、分析手法は用いません。ビジネス的な四則演算、チャート作成で回せる範囲になります。
 
・これらの分析の結果として、ターゲットセグメントやキャンペーン施策の最適化、自社内のリードフォロー上のボトルネックを可視化、最終的にMROI効率を高めることをゴールとします。ですので、商材的には、SMBよりもエンタープライズ商材、複数の商材、営業部門がある会社の方向きだと思います。
 
・尚、特定のレポーティングツールに寄らず、参加者各自が利用できるツール、データで行っていきます(データはセキュリティ上、テストデータなどをご用意いただく前提です)。故に、レポーティングのHow to に関するアドバイスはベストエフォートです。私の経験済みBI、ReportingToolは、OracleBI、PowerBI、Domo、Qlik Sense、Salesforce、そして、Google Data Portalぐらいです。テストデータも用意して、それに即してやってもらうこともできなくはないですが、先述の通り、実践的な効果を踏まえると、自社データでやって頂くのが良いですね。データセキュリティ上、ダミーデータ、スクランブルデータを用意いただくのが良いです。
 
●Pre-Day1
顔合わせ、全体のスコープ、日程を調整を行います。私の方でも分析、レポートのベースラインを用意しますので、それをたたき台にして、どこまでのレポート作成を行うかの期待値、アウトプット感を事前に整理します。
 
●Day 1 データ分析戦略の策定
Pre-Day1と重複するかもですが、皆さん自身で、自身のレポートのアウトラインを整理していきます。
 
●Day2 データ分析を行う為の準備事項の整理
レポートの前提となるデータの社内状況を確認して、レポート作成上の課題、対策を協議しましょう。
・社内データの現状確認(データは存在するか、レポートまで取り込めるか)
・社内のレポート・テンプレートを探しまくる
・部門内のレポーティング、分析のプロセスの有無、今後のToBe(Day1のベースラインを自社なりに整理)
 
●Day 3 -4 レポーティング作成
Day1 /2 の情報を元に、各自でレポーティング作成作業をやっていきます。Day2で各自のレポーティングツールがわかればです。
チャートの選択の仕方、レポートの全体構成に関するアドバイス、および、ツールのレポート作成の方法のTIPS探し方などをみんなでもくもくします。
 
●Day 5 発表会
各自のレポート作成進捗の共有(業務上、および、データセキュリティ上で許容範囲内で)
・想定した基本的なレポーティングができるようなったか、各社独自のレポート工夫した要素はあるかなど。
・今後の運用(だれが、どのような頻度でレポートをレビューするか)
 
●DayX 数か月後
運用状況、課題について、シェア&ディスカッション
 
■参加検討したい方へ
 
まずはこちらのフォームにてお申込みください。2022年7月14日で一旦希望者の締め切りを行います。
 
上記の通り、開催場所の課題がありますので、必ず実施するか確約できるものではありませんが、ご理解ください。
お申込み頂いた方には、Pre-Day1での協議に参加頂くか、否か、個別にメールで連絡させて頂きます(B2Bmarketing HackでのGmailにて)。また、Pre-Day1の話をしてみて、参加するか、しないかを決めてもらってもOKです。
 
開催場所のご協力の検討が可能な方は、TwitterにてDMください。
 
本募集は終了させて頂きました。
 
 
最後に開催後の追記として、ワークショップでご紹介した書籍を置いておきます。これらの書籍を読んだだけでワークショップと同じ体験が得られるわけではないですが、次のような文脈でご紹介しましたので、参考にしてください。
 
●会社を変える分析の力
今回のB2Bマーケといった切口同様に、ビジネス部門がデータ分析を行う場合のアプローチ、概要として読んでおくべき本ですね。データ分析には、データをマイニングして何かしらの洞察、モデリングを行う場合と、仮説、ゴールがあり、それへの到達状況を可視化したり、要因分析を行う仮説検証型があるのですが、後者をよく説明した書籍になります。
 
 
●Google流資料作成術
こちらは直接ワークショップと関連しないのですが、紹介したように記憶しています。ワークショップそのものはデータ分析を行い洞察を得る、または、洞察を得る為のレポート共有基盤を整備してチームで分析することに焦点を当てていましたので、分析結果をプレゼンテーションして、組織を動かしていくまでの段階を含めていませんでしたが、こちらの書籍はむしろ、この後半部分のお作法、ナレッジを補完するものです。
 
 
●データビジュアライゼーションの教科書
こちらは、データ分析でのチャート作成の段階にて、分析目的に応じた適切なチャートを選定を支援する書籍かと思います。チャートセレクションなどでウェブ検索すれば、このあたりの情報が落ちていたりもしますが、書籍で勉強したい方向けです。チャートの選定だけでなく、配色の工夫などのプラスアルファもカバーしていたかと思います。
 
●BI、レポーティングツール関連書籍
そもそもBIツール、レポーティングツールで分析アプリ作成の経験がない場合、自社で利用可能なツールの入門本を利用してみようということで紹介した本です。ここで上げているのはPower BI、Goole Data Portal(現在はLooker)ですが、自社で利用できるツール本を探してみるか、Youtube、Webinarでデータ取り込み、レポート作成のスキルを習得すると良いかと思います。
 
できるPower BI データ集計・分析・可視化ノウハウが身に付く本 (できるシリーズ)
 
「BIツール」活用 超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化
尚、こちらの書籍の中盤で、データ分析のサイクルを説明するページがあり、ここは一読をおすすめします。ビジネス部門のデータ分析、仮説検証型の概念を平易に説明していますので、このフレームワークを念頭にデータ分析することをおすすめします。
 
●リサーチ・リテラシーのすすめ 「社会調査」のウソ
こちらは逆にデータの読み手となる場合に、一次データからの加工によるデータ歪曲、および、そもそもの一次データが取得された環境やサンプルのバイアスなど、データ分析の素地となるデータを疑う癖、リテラシーを養う為の書籍になります。
 
 
“Google and Google Looker are trademarks of Google LLC and this website  is not endorsed by or affiliated with Google in any way.”
 
B2B Marketing Hackでは、この度、メールマガジンを始めることにしました。B2Bマーケティング、BtoBマーケティング分野、デマンドジェネレーション分野でのハック、ナレッジ、ティップスをブログでも共有していますが、ブログ発信前でメールマガジンでの紹介、および、メールマガジン独自のコンテンツを配信しています。ご登録はこちらからになります。