やってきました、北米で最もリベラルな地方都市、ポートランド。と書いていますが、この渡航はすでに昨年の夏の出来事。。。そして、3週間の長期滞在でした。海外出張飯のストックも溜まりつつあるのですが、今回は、変化球なドーナッツです。
■北米切ってのリベラル都市 ポートランドへ
ポートランド。海外旅行でなかなか候補に上がる土地ではないですが、最近は、米国人が住みたい街ランキングの上位にランクする地方都市です。もともと、ヒッピー文化をルーツに、LGBTを早い時期に受け入れたことから、米国で最もリベラルな都市となったポートランド。川沿いの地域で、小麦の流通拠点であり、水も綺麗であったことから、
数多くのビール醸造所を有する一方で、例えば、川沿いの地域を市民の意見で公園化したり、市長が自転車通勤であったことから世界で初めて自転車専用道路ラインを設けるなど、人を中心とした街づくりにも、そんなリベラルな考えによるものなのかもしれません。
そんなポートランドですが、今回の出張飯は、アメリカ人の心の支えでもあるドーナッツです。
■やはり、来ましたか、朝食後のドーナッツ攻撃
アメリカ企業のB2Bマーケターあるあるとして、マーケ施策の一環で、営業に案件開拓のコールやらせるか?という話になると、そうだねー、とりあえずドーナッツと
用意して、という常套句があるぐらい、ドーナッツはアメリカ人のモチベーションを上げるらしいです。と言っても、出張の会議とかで出てくるのは、大体、クッキーなので、これぞというシチュエーションでドーナッツに出会う経験はこれまで
なかったのです。
3週間の滞在期間中、ホテルの部屋は19 連泊で同じ部屋。朝食も毎日同じなので、飽き始めたころに、ワッフルに出を出す日々が始まってしまうのです。ホテルの朝食会場にワッフル機があって、自分で焼き目調整して、クリームとかのトッピングですね。そんなワッフル慣れした、ある日、会議室に出向く私を出迎えたのがこのピンキーなボックスです。

えーと、これから、CMOとその直下チームメンバーのお堅いミーティングなのに、このおちゃらけた差し入れは何ですかね。しかも、朝からワッフル食べて、お腹もモフモフ気味なんですが。。。一方で、テンション上げ気味で騒つくアメリカ人達。
■なんじゃこりゅー、ファンシー感たっぷりVooDoo Doughnut
というわけで、パッケージご開帳のその先には、彦摩呂風にいえば、ドーナッツの宝石箱。うーん、どれも毒々しい着色。中にはとげとげしいお飾りつきのものまで、ありますね。あなたなら、どれを選びますか???

私が選んだのは、まずはピンキーなドーナッツで、アベレージ感を確認。これが意外とケミカルさがない、丸みのある、優しい味付け。こ、これなら、アメリカ人でなくても気持ちが持ってかれますね。。。
次に手にしたのが、色とりどりなお飾りつきのやつですね。このお飾りは、パン生地、ケーキ生地的なもので、食感楽しむ系でしたね。そして、最後に、パープルも頂戴してと。と、すっかり、心がドーナッツに持っていかれた早朝の会議シーンだったのです。そして、ポートランドのドーナッツ旅はまだ続くのでした。。。
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