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【番外・出張飯】常夏シンガポールのスタミナ食 チキンライス

半年ぶりにシンガポールに出張。残念ながら3泊4日のみで週末滞在ならず。一方で、これまで見た目のインパクトの無さから、スルーしてきたチキンライスをようやく実食しました。
 

■第一印象はインパクトなし

 
どうですか?この見た目で、食欲掻き立てられる感じはしますか?
 
シンガポールの旅行本を読めば、名物料理として、間違いなくフィーチャーされているチキンライスですが、見た目のインパクトはありません。
 
私の先入観も、蒸した鳥だからぱさついてるよね?生春巻き的に味がない感じ?ご飯がぱさついて味がないの?で思考=試行停止。今回で4回目のシンガポール出張ですが、これまで一度も食べてこなかったわけです。
 
 

■同僚に連れられていったSin Swee Kee 

 
キッカケは現地同僚からのチキンライス推し。英語の聞き取りが完璧ではないけど、同僚の話では。。。
・昔、牛や豚より捕まえやすかったから鳥で作った。
・鳥は茹でるが、茹でるどこかの段階で水でしめる、だから、ぱさつかず、独特の柔らかな食べこたえになる。
・チキンライスのご飯は炊き込みご飯的に味がついている。
とのこと。
 
スパイス強めが好きなはずのインド人同僚も、いやーチキンライスが凄いぜ!!!とのことで、夕方軽く飲んだあとにシメのチキンライスをSin Swee Kee へ。ちなみに、この界隈、前回のシンガポールの出張時にBugis(武吉士)のホテルとオフィスで往復していた界隈でした。
 

■えっ生姜ソースもあるの?奥深きチキンライスの世界

 
チキンにかけるソースは3種類あります。デフォルトで机に置いてあるのがチリソースとドロっとした甘めな醤油系?のソースです。緑色の生姜ソースは言うと持ってきてくれました。後日、別のお店では生姜ソースが黄色かったけど、SinSweeKeeは緑色でした。
 
鶏肉は柔らかく茹であげらていて、鶏本来のうまみがきちんと残されたベストな状態。意外にこれを邪魔しない生姜ソースが個人的には好みでした。けれども、ドロっとソースで鶏肉を頂いた後に、付け合せのチキンスープを頂く流れもよろしいのでは。
 
チキンライスは、単体でチャーハン的に食べてもよいぐらい、しっかりとした味付けで、さっぱりとした鶏を後味的に支えています。別のお店では、ニンニクで炒めた葉物野菜や胡瓜が添えられていました。
 
バクテーでも言えることですが、やはり、常夏のシンガポールでは食欲をソソるが、あまりにクドい食べ物はどうしても避けられるのでしょう。その意味で、さっぱり・もっちりの鶏肉は油っぽさがなく、それでいて、付け合せのソースの多様さで食欲を補完しながら、チェイサー的に味付けご飯でループするチキンライスは、シンガポール人にとって大事なスタミナ食なのでしょう。
 
ちなみに、これでお値段的には5シンガポールドル前後なので、500円前後というコストパフォーマンスの高さ。メニュー写真切れてて、すみません。。。